塾なしで中学受験に挑戦しました ~記録と体験談~

1日1時間程度の自宅学習で中学受験に挑戦し、第一志望の中学に合格。偏差値60の栄東中学校のこと、通信教育、模試、使った問題集などのレビュー、雑感などをつづります。

東京医科大学の件に憤り<<勉強は裏切らないと思ってたのに>>

   

社会に出てから、女性は何かと差別されることがあります。残念ながら、日本はいまだにそういう部分で遅れていることは事実です。

だからこそ、それが分かっているこそ、せめて勉強をだれよりも頑張って努力している女子も多くいるわけで…。

私自身も、社会に出るときには差別があるかもしれないが、大学受験までは「努力が実を結ぶもの」と信じていました。

東京医大、11年から女子受験者を大幅減点 合格率激減

 文部科学省の前局長の息子を不正合格させたとして前理事長らが在宅起訴された東京医科大学が、医学部医学科の一般入試で、女子の得点に一定割合の係数をかけて一律に減点し、女子の合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。点数操作は遅くとも2010年ごろから続いていたとみられ、同大の募集要項にも記されていなかった。

林芳正文科相は2日、記者団に対し、「一般的に、女子を不当に差別するような入学者選抜が行われることは断じて認められないと考えている。東京医科大からの報告を待って対応を検討したい」と述べた。

今年の医学科の一般入試は計2614人(男子61%、女子39%)が受験したが、関係者によると、女子の得点には一定割合の係数をかけて一律に減点した可能性がある。マークシート方式の1次筆記試験の合格率は男子19%、女子15%で、合格ラインを超えた受験者だけが進む2次の面接と小論文、適性検査を経た後の最終合格率は男子9%、女子3%だった。最終合格者171人の男女比も、女子は2割弱(30人)になっていたという。

関係者によると、女子の得点に対する調整は同大で長年続いていた。2010年の一般入試で、女子の合格者が4割弱になり前年を大幅に上回ったことを受け、得点にかける減点の係数も翌11年から増やしたという。この結果、女子の合格率も10年は10・2%で男子の8・6%を上回っていたが、翌年以降は女子の合格率が男子を上回ることは今年も含めて一度もなかった。

朝日新聞社

しかし、これはない…。今日見たテレビでは女子の点数を1~2割減らして…なんてことを言っていたが、1~2割って相当じゃないか!

150点がボーダーだったら、165~180点をとらないといけないことになる。1点で合格、不合格が決まるギリギリのラインで運命が決まるこの厳しい受験の世界において、ギリギリどころか、圧倒的にボーダーを超えた点数を取らないと合格できないし、しかも1次に受かっても2次面接でもさらに点数を下げられるという…。

手ごたえがあったのに合格できなかった女子受験生が不憫すぎるし、医師になる夢を追ってこれまで頑張って来たのに。何もしらずにこっそり点を減らされるなんて許せないと思う。

東京医科大学が女子をあまりとりたくないというなら、最初から男子枠、女子枠を設定するというのはダメなのだろうか?大学では男女枠というのはあまり聞いたことがことが無いので、法律かなんかで設定できないのかもしれない(その辺はよく調べてはいない)。

医学部に限らず、高い志を持って常に勉強を頑張っている女子にとっては、社会に出てからは女子の道は厳しいと分かってるからこそ頑張っている面もあると思う。努力は裏切らないし、勉強はやればやるだけ結果につながるから。

しかし、実は高校受験についても、都内では女子の受ける難関校が少なかったり、同じ学力でも「男子だったら合格なのに」ということもあるわけで…。

「勉強は裏切らない。大学受験には男女も関係ない」そんな風に考えていたのも間違いだったのか…とショックを受けています。

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