小学校の宿題が多かった件 《体験談》
2016/09/26
中学受験と小学校生活の両立は、とても大変です。通塾しているならもっと大変です。
いくらうちの娘がゆるゆるスタイルだったとは言っても、それでもやはり大変だと思いました。
その大変さの柱の一つに、小学校の宿題があります。中学受験に取り組んでいると、小学校の宿題に時間を取られるのが、とても厳しく感じられることも多かったです。
ただ、宿題の量は学校によってだいぶ違うとのこと。中学受験率が多い小学校は考慮されやすいと聞きますが、中学受験がレアケースの小学校だと考慮なしでボリュームいっぱいでした。私が小学生の頃はこんなに多くなかったので、脱ゆとりの反動なんですかね。。
娘の宿題はこんな感じでした。
- 算数ドリル
- 漢字ドリル
- 自主学習
- 色々な暗唱
- 音読
だいたいこの5セットが毎日。たまに作文とか。このうち、とてもやっかいだったのが、漢字ドリルでした。数が多く、硬筆のような丁寧さを求められ、マス目いっぱいに練習しなくてはいけませんでした(とっくに覚えていても、です)。熟語を調べて書くのは勉強になっていいのですが、同じ漢字を「環環環環環環環…」のようなのは、まだ覚えてない子がやるにはいい宿題かもしれませんが、どうなんだろう…と疑問に思っていました(これについて先生に文句を言ったことはありませんが)。少ないのならいいのですが、漢字ドリルは数が多く30分以上かかるので大変でした。
自主学習は、私の時代にはなかったものですが、たいてい色んな小学校で出ている宿題かと思われます。課題は自由ですが、色々な調べ物をしたりしていい宿題だと思います。むしろ、これだけにしてほしかったくらい。娘は、音楽の記号とか、点字とか、世界遺産、難読漢字などを調べてたり、算数の特殊算を書いてたりしてました。(漢字ドリルがなかったら、もう少し濃い学習が出来たかもしれないのに…とは思ったことありましたが)
暗唱は、日本国憲法だとか、詩とか、先生が作った年号のゴロ合わせとか、百人一首とか、色々です。子どもは何でも覚えられるからうらやましいです。私には絶対無理。しかし、私もそうやって無理やり覚えさせられた「祇園精舎の鐘の声…」とか今でも言えるのですから、子どものときに覚えた暗唱力は凄いです。覚えたら先生のハンコをもらったり、クラスの子と競い合ったりして楽しく暗唱していました。これは得意でしたね。
音読は、一年生から六年生までありました。娘はいつごろからか、私に聞かせることをやめ、勝手にハンコを押してしまうようになってしまいました。音読の声が聞こえていたので、さぼっていたわけではありませんでしたが。これも意外と時間かかるのですよね。一年生の頃は1時間くらいかけてたくさん聞かされ大変でした(でも意外とこの音読が国語力につながったかもしれません)。
これをすべてこなすのに1時間~1時間半。時には2時間。絶対多い方だと断言します。明らかに中学受験用の勉強時間より小学校の宿題の時間が多かったです。このボリュームの多さで、娘の小学校はおそらく学力はいい方なんではないかな?と思いますが(データがあるわけではないので分からないですけど)。でもやっぱり、負担が多かった、と思います。とくに漢字が…。色んなジャンルの宿題を日替わりにしてくれたらよかったのに…。
そしてこのボリュームで、他の通塾している子はどうしていたんだろう…と聞いておけばよかったです。いつか聞く機会があったら聞きたいけれど通塾の子は本当に少ないので…。
夏休みの宿題についてもこれまた多かったので、また別の機会に書きたいと思います。