天才ドリルシリーズ<素因数パズル>
2016/12/30
素因数って結構、というかかなり重要ですよね。これをある程度分かってないと通分できることに気づかなかったり。
というわけで、なかなか面白かったドリル<考える力を育てる天才ドリル 素因数パズル>を紹介します。
この本の冒頭に書かれている文章を紹介します。
たとえば、分子が34で分母が85の分数を約分しようというとき
、ともに17で割り切れるということを知っている必要があります。しかし、どのような数で約分できるか(「共通の素因数」といいます)を見つける作業はかなり高度なもののため、ここで苦手意識を持ってしまう子どもが多いようです。
そうそう、そうなんです。計算得意な子ってすぐ共通の素因数をささっと見つけられると思うんですよ。私もそろばん経験のおかげでわりと得意です。けど、娘はね…。
しかも、結構難関校の計算問題って複雑な分数とか多くだしてきそうなものだし、素因数でささっと割り切れる感覚とか必要な場面が多そうです。
今年の灘中学の入試1日目の算数の一問目の計算問題( http://t.co/c5HrWH2A )ですが、2013=3*11*61 を事前に覚えて試験会場に入る受験生的には、2013=11*183=3*671 で□=3と見当をつけて検算するのが一番早くて賢いです(灘中入試経験者談)
— Tehu (@tehutehuapple) January 20, 2013
こんな例もあるし…(灘中学)。これはちょっと極端かもしれませんが。
やり方は簡単で、素因数をマス目に入れていくパズルです。
こんな感じ。最初からこんな複雑ではないですよ!最初のページはもっとあっさりとして簡単ですからご安心を。やっていくうちにだんだんパターンに慣れていくようになります。小学5年生ごろにやるのがおすすめです。計算が得意な子なら4年生でも。