全国統一小学生テスト4年生6月 《体験談》
2017/01/16
立ち位置が知りたいと思って初めて挑戦した本格的なテスト。
ホームページから会場を選べるのですが、時間帯とかの都合でなんとなく選んだ早稲田アカデミーで受験。
全国統一小学生テストを申し込むと、対策授業だの、保護者説明会だの、その後もテスト後のフォロー授業みたいなのがあり、無料なのになんてサービスがいいんだろう、と無知な私はお気楽に考えておりました。
そして、テストの時間帯に保護者説明会に出席し、中学受験の傾向のようなことを講師から丁寧に説明してもらい、ガーンとなるのでした。
「場違いなところに来てしまったのかもしれない」アウェイ感というか、(アウェイ感は今後とも幾度となく続きます)「そこまで深く考えてなかったんですけど」という反省というか。
上手く言えませんが、厄介なところへ片足を突っ込んでしまったような変な気分になりました。
また、早稲田アカデミーの先生方の話は本当に上手で、プロは凄いと感心しました。
テストを受けると次の日には早速早稲田アカデミーから電話が来てビビり、おおよその点数を教えてもらいました。「外部の受験生ではトップの成績」だということも教えてもらいました。
その後、面談をしてもらい、4月からの自宅学習でここまでできるなんて凄いとよく褒めていただきました。
その後、四谷大塚からテスト結果が送られてきました。
理科が一番出来ていて、国語、算数の順で、社会が一番低かったけれど、理社の点数は5点しか差は無いものの偏差値は7ポイント差がありました。
得点率比較チャートや、1問ごとの解答や正解率、県別順位や男女別順位、都道府県別のデータなど、見てるだけでも楽しいです。
例えば、男女別の平均点だと、国語は女子の方が全体より平均点を約3点上回るけれど、算数では3点負けるんだな、とか。他の理社も平均より悪くて、全体的に男子の方が出来るんだなあ…と思いました。学校の中では、男子よりも女子の方が真面目で勉強が出来るイメージがあっただけに意外です。
問題の解説などもついてくるし、以前にも受けた対策授業や面談なども合わせて、本当に至れり尽くせり。このテストをきっかけに塾に入ろうって思う子どももいるみたいだけど、分かるような気がする・・。
当時の感想です。今になって思えば、全国統一小学生テストは、地頭のいい子発見テストという感じもします。一応、教科書を脱しない範囲内でテストをしているけれど、雑学に強い子やひらめき能力がいい子、幼少期よりきっちり勉強している子、などがいい点数を取るのかな、という気がします。
娘はその当時中学受験講座をはじめてまだ3ヶ月くらいなので、ベネッセの講座はテストに影響をそれほど与えるほどやってなかったような気がしました。
その割には成績はまあまあなので、ついつい娘もこれから頑張ればいいところへいけるんじゃないか、というようなありがちな夢もみつつ、そうは言っても本格的な塾通いはちょっと…という思いもしていました。
まだ4年前半。勉強時間もなかなか増やせないし、特に今は忙しくて週に2時間も出来てなくて…。これから先、塾に通いだした子にどんどん抜かされるのかな~なんて思ってます。
塾のお知らせの資料とか見てると、かないっこないなあ、と思いますし。
とにかく塾だと授業だけでも学習時間に大差をつけられるし、上手に教えてくれる先生がいるわけで。
と、塾との差をまざまざと感じさせ、不安を感じるきっかけにもなったのでした。
そもそも、中学受験をしたいというより、ベネッセの中学受験講座をやってみたい、というのが娘の希望なので、早稲田アカデミーに通ってバリバリ勉強するのはちょっと違う。けれど、ポテンシャル自体はありそうだ、という感覚だけつかめたのでこのテスト自体はとても良かったと思いました。