なかなか身に付かなかった計算力(4年生前半編)
2016/12/30
中学受験をすると決意した4年生前半。私が非常に心配していたのが計算力でした。計算力のなさには、6年生後半まで引っ張られることになってしまいましたが…。
暗算が得意な私がみた娘とは
私が唯一習い事で身に付いたと胸を張って言えるモノ。それは計算力です。
小学3年生から中学1年生までそろばんをやっていたので、暗算はまあまあ得意なんです。(と言ってもフラッシュ暗算とかスゴイのは無理ですが)
というわけで…娘の計算スピードの遅さが私にはどうしても理解しがたい状況でありまして(失礼ですね)。なぜ!なぜそんなに時間が掛かるの??と不思議でたまらないと思っていました。
ちょっと工夫するだけで簡単に計算できることが見抜けない
例えば、
34+45+66+55=
みたいな計算問題があったとすると、
34+45+66+55=(34+66)+(45+55)=100+100=200
のように、100になる組み合わせがパッと浮かぶ感覚…。それが娘にはまったくありませんでした。最初から真面目に計算してしまう。
これよりもう少し複雑になったような計算式で、ちょっと工夫したらすぐできちゃう、みたいなのって結構中学入試だと多いですよね。とくに複雑そうに見えるものは「工夫しなさい」と言っているようなもので。
計算が得意だと、100になる組み合わせがパズルがはまったような気分に感じるモノですが、娘はひっ算で計算してから「ああ100だ」みたいに後から気がつくような。
小学1,2年生レベルからやり直し
4年生の夏休みには、小学1,2年生レベルのものをとにかく繰り返しさせました。
とくによく使ったのが、算願というサイト。
100または60からのひきざんというのがるのですが、半分ずつ解いてもらっていました。
100-45= とか 60-12= とか切りのいい数字から引く引き算ばかりやらせました。
最初はなんと6分!も掛かってた娘。
次の日には2分に。今のところ2分くらい掛かっています。
そこで私が同じように時間を計って解いてみた!
・・・30秒でした。
「ママ早すぎ!」と言われました。
今サイトを見たら昔と比べてリニューアルしてしまったようでどの問題を解かせたのかわからなくなってしまったのが残念ですが、私が30秒で解ける問題が最初は6分も…。とにかく重症だったということは伝わると思います。
見ていたら筆算のように1桁目から書いてる。それじゃ遅いのも納得…。
100-45= が 55 というのがひっ算じゃなくて暗算でパッとできないと厳しいと思いました。でも、当時の娘にはそれができなかった…。
このタイマーを買いました。重宝しました。
計算力についてはまだまだやっかいな部分があり続きます。。