大学受験記録(3)東進編
予備校はどこでもよかった
結果的に予備校が必要だったか、というと、結果として現役のうちはなくてもよかったのかもしれません。
というのも、高校が遠距離通学なので対面型の予備校は時間的に難しく、通信教育で学習するか、好きな時間帯で映像授業を受けるタイプのところにするか、学校と参考書を使って自分でやるか…と考えていました。
管理が必要だと考え、映像授業型の東進へ
スタディサプリを利用して全部自分でやる、合格特訓コースにしてコーチをつけてやる、というのも考えました。
ちなみに私がスタディサプリを利用した経験に関してはこちら↓を参考にしてください。
「スタディサプリ」体験談(母が利用)
それとも東進や河合のような映像授業予備校にするか…。
娘の場合、どのようにインプットするか、というところにそれほど問題はないと思っていました。やらないだけで、いざ本気でやってみたら、やれるタイプ…。でも普段からやらない。その見極めは難しいかもしれないけれど、親としての直感というものでしょうか。
スタディサプリを利用するとしたら、合格特訓のコースの方がよさそう、と考えました。
私は塾にいかず大学受験をした経験から、一人で抱え込まない体制を作りたい、親や学校以外にプロに進路指導してもらうのがいいと思いました。
入会は高2の冬休み
結局、東進に無料体験をはじめたのは高2の冬休みでした。それまで、定期試験以外で勉強をしているところを見たことがありませんでした。同じ学校では(おそらく)受験を見据えて塾通いしたり自分で勉強を進めているのだろう、と思いますが、全く何も勉強しない娘に不安を感じていました。
あまりにも動かなすぎる。娘の性格的に、私の性格的に、学校と予備校(塾と)娘の三角関係にするのがいいと考えました。もし予備校がなかったら、私が間に入ってギスギスさせてしまいそう…。
スタディサプリの合格特訓コース、河合塾、東進、と考え、結局は担任サポートというシステムを使いたいと思いました。
家からたまたま一番近かった衛星予備校
学校と家の途中に東進ハイスクールがあるけれど、自宅近くの衛星予備校を選びました。最寄り駅にはほかに予備校はありません。東進ハイスクールと衛星予備校は違いがあるそうですが、私にはよくわかりません。WEB上では衛星予備校はあまり情報がなく地図があるくらい。
初回で実力テストを図る
共通テストレベルの国語と英語の問題で実力を最初に見ました。成績は覚えていませんが、志望校を目指すにはかなりいまいち…。MARCHなら相当頑張れば行けるかも?みたいな感じでした。
あとは、親も参加する説明会に出ました。なんかビデオ見たりしたかな?東進の方針を知ることができてよかったです。
体験講義から入会、最初は4講座のみ
1講座7万円!のコースを7講座勧められましたが、結局絞って4講座にしました。英語のインプットが怪しかったので、3つが安河内先生の英語、1つが林先生の国語。世界史は私の直感で自分で勉強できると思ったのと学校の先生が好きなようだったので、大丈夫だろうと思って取りませんでした。
のちに、英語のハイレベル講座と、過去問演習と共通テスト演習が加わりました。英語のハイレベル講座は途中で見切ったようで、それからは受講しませんでした…(もったいないから受講して、と言ったものの受講せず)。
しっかり勉強するようになったのは高3夏から
担任の先生がついて、これで任せて大丈夫、と思いきや、東進の受講が進まず、いつになったらやるのか悶々としていました。高3の1学期は指定校推薦のため定期テストに専念し、結局夏休みからやるようになりました。それまでの共通テスト同日模試も、東進のマーク模試もまともに受けず、一部教科の得点が入らないために、判定結果は「Z」でした。(あえてそうなるようにしたんじゃないかと疑っている…)ちなみに、9月ごろに指定校推薦は他の人に決まり落選しました。
普段は家や自習室で学習
地元だから、同じ小学校出身の人に会うのが嫌なのか?分かりませんが、途中から東進にほとんど行かず、学習は家か自習室で行うようになりました。月に1度の担任との面談と、模試だけ行くようになりました。
結局東進のプロの力をもってしても、娘を動かすのは無理なのか…。本当に大丈夫なのか、ハラハラしていました。
しかし、夏休みから勉強を真面目にやるようになり、成績も劇的に上がりました。参考書も併用していたのと、世界史は自力で、結局のところ東進の貢献度はどれくらいかは分かりません。
おそらく、役に立った過去問演習
過去問演習は、親も成績を見ることができました。
意外にも、過去問の成績が良く、「これは本当に自力でやっている結果なのか」と疑うようになりました…。11月ごろからは合格最低点を取れるようになり、国語はたまに満点もありました。こんなに成績いいのは怪しいと思っていましたが、模試の成績も向上するようになったので、本当に力がついてきたのでしょう。
結局、合っていたのだろう
塾に行かずに中学受験をしたくらいなので、娘は、もともと塾というシステムが苦手なタイプなのではないかと思います。マメに通うことが苦手だったり、手厚いフォローが苦手だったり…。でもそんな状況でも少しはプロに頼りたい。そういった人には映像型授業は向いているのではないかと思います。
ひょっとすると参考書だけでやれたのでは?とも思うこともありますが、チューターの先生が間に入ってくれたのは本当に助かりました。親の言うことより、結局第三者のアドバイスの方が言うこと聞くんですよね。
まとめ
結局東進でお世話になりましたが、本当は東進としてはたくさん映像を買ってもらって、予習として先取りで学んでもらうのが本来のスタンスらしいんです。
娘の場合、高2の3学期に入ってきて、少ない数の授業を取り、東進の教室へはほとんど行かないというのは珍しいタイプです。しかし出席せずとも学べる自由度が合っていたと思いますし、林先生や安河内先生の授業は真面目に取り組んでいたそうですので、内容はとても良かったんだと思います。