低学年(1年生から3年生)までにやっておくといいこと《理科》
塾なし中学受験を振り返って、やっておけばよかったこと、やっててよかったことなどを書いてみたいと思います。理科については子どもならではの好奇心に応じて色々な本を読んでいたのが良かったのかな…と思います。
子どもは理科が好き!
なんとなくですけど、男の子、女の子とともに、幼稚園から低学年までの間の子どもって理科が一番好きなんじゃないかな、と思います。本能で好奇心をくすぐるものが大きいんじゃないかと…。
身近な草花、動物、自然から、コップのストローが曲がって見える不思議とか、体の仕組みとか、星座、色んな分野にわたって…。
それが「勉強」となってくるとだんだん心が離れていく子と、好きなままずっと成長していく子と…。(うちはだんだん離れました…とほほ)
科学系のテレビ番組
うちの子は、昔やっていた「飛び出せ!科学くん」が大好きで録画をしつこく見ていました。終わっちゃったのが残念ですが…。Eテレの「カマキリすごいぜ!」とか「世界一受けたい授業」とか、エンタメ系だけど理科を扱っている番組を一緒に見ていると理科がもっと好きになると思います。
チャレンジの「かがく組」
進研ゼミ「チャレンジ」のオプション冊子である「かがく組」を好んで読んでいました。チャレンジならではのごちゃごちゃ感というかにぎわい感が「科学って面白い」というイメージになり、かなり物知りになったと思います。
⇒かがく組ってどんなやつ?と思った方はこちら(ベネッセのサイトです)
べたに図鑑
かがく組が好きなら、図鑑はどうかな?と何冊か買いましたが、なぜかあまり読みませんでした。「マンガで楽しむ日本と世界の歴史 そーなんだ!」でもそうでしたが、ちょっと重たくて分厚いものはなかなか手に取りにくかったように思います。
もちろん、子どもによりますので、コアな知識をつけたい子どもにはいいと思います。今はハンディサイズのものも多いので、持ち運び便利なものも多いです。
↑芦田愛菜ちゃんが6歳の頃に読んでいた図鑑
↑小さいサイズ。
自然科学館など
上野の国立科学博物館から、地元の自然科学館など、ちょこちょこと連れてってあげていました。展示物のしかけとかを純粋に楽しんでいました。
ときどき、申込制でワークショップを行っているので、かなり勉強になります。
ものが燃える様子のやつ(うろおぼえ…)とか、タワシにモーターつけたりだとかに参加しました。一緒に隣に座ってたので、私も勉強になりました。
雑学がスゴイ
残念ながら心が離れてしまった…と書きましたが、一緒にクイズ番組とか見ていると、やっぱり雑学的なことに詳しいです。子どもの頃に覚えた知識ってスゴイんだな、と思います。
雑学…といいますが、わたし自信が理科が苦手なため、雑学なのか理科の常識的な知識なのか区別がつかないところはあるんですが(汗)。
娘の場合、知識関係の理科は得意ですが、物理や化学などの計算が入るところが苦手です。ただし、知識関係が得意なのは子どもの頃の蓄積分が大きいな、と感じます。
面白い雑学的な児童書がいっぱい
マニアックなことを知っているのって子どもにとっては嬉しいですよね。知識を自慢したがったり…。そんなマニアックな心をくすぐる児童書がたくさん本屋に置いてあったのを見て、なんて楽しいんだろうと感動しました。
↑ぜったい立ち読みしたくなる…。
↑この学研のクイズシリーズはすごく食いつきが良かったです。
コアすぎる!子供の科学
すごく古くからある雑誌なんですが、とってもハイレベルなんです。全部フリガナ振ってあるのがわざとらしく見えてしまうくらい…。実験コーナーみたいなのもあるけれど、超面倒くさそうなのに「お手軽」みたいに書いてあったり。
ただ、コアな子どもにはたまらない雑誌だと思います。
月ごとにテーマが違うので、面白そうなテーマの時だけ買うのもいいと思います。うちにはいまだに付録の元素記号ファイルとか残ってます。
まとめ:とにかく好奇心をくすぐるものを
理科については、楽しい!面白い!それだけで十分。わたしは、もっと児童書を買ってあげていれば良かったな、と思いました。あとは伝記などは買ってなかったので、エジソンなどの定番の偉人の本などを読ませておけば良かったです。