中学受験について学ぶ 《塾なし中学受験》
2016/04/17
塾なし中学受験についてというカテゴリでは、塾なしで中学受験に取り組む際の基本的な事柄をつづっていきます。
まず、中学受験はどうかと考えたとき、まずは大まかにどういうものか情報収集が必要です。
どんな中学校があるか 私立?国立?公立?
いろんなきっかけがありますが、自宅から通えそうな中学校はどのあたりかなど。受験して入る中学校は大まかに私立、国立、公立の3パターンがあります。
- 私立… ほぼ中高一貫校。たまに小中一貫なども。入学したら学費がかかります。入学試験は4科目が主流。難しめ。
- 国立… 中高一貫もあれば、小中一貫で高校はないところも。学費はほとんどかかりません。教育実験校のため教育実習があります。入学試験は4科目や副教科が出てくるところも。公立小学校の範囲内で基礎重視の内容を問われます。
- 公立… 公立の中高一貫校。学費はほとんどかかりません。入学試験は適性検査と呼ばれるもので私立や国立と傾向が大きく異なり、高倍率なところが多いです。
男子校❓女子校?共学?
中学から男子校、女子校などの選択肢があるのが大きな特徴です。男子校や女子校を選ぶと大学入学まで異性とあまりかかわらない環境に。
大学附属?
中学から入学すると大学までエスカレーター式に通えるところがあります。中学受験の1回頑張れば大学まで進路が保証されてホッとするメリットもあれば、まだ幼いうちに進路が限定されてしまうデメリットもあります。
キリスト教?仏教?
学校の中には、キリスト系(プロテスタント・カトリック)や仏教系のところがあります。礼拝の時間などが設けられています。学校のカラーが強く出ます。
英語教育❓スポーツ?特色など
英語教育に力を入れている学校や、スポーツ推薦などでスポーツに力を入れている学校など。やりたいことを実現しやすい特色を見つけると夢に一歩近づきます。
特待?
優秀な成績で入学試験を突破すると、学費が免除になる学校があります。家計の負担が減るので大助かり。ずっと特待が続くのか、一年だけなのか、詳しく調べる必要があります。
偏差値?
模擬試験の平均近い得点をとった生徒を偏差値50として、そこからどれくらい離れているかの目安が合格可能性の判定などに使われています。いわば入試の難易度の基準のようなものです。
学校説明会
中学受験情報誌を見ても、ピンと来ないことありますよね。学校説明会に参加して肌で感じるというのが大事です。