ストレスが少なかった中学受験 《メリット》
2016/09/26
今思えば、そんなにストレスなかったな、と思う中学受験でした。
嫉妬する相手がいない
自宅学習で身近にライバルがいないことはデメリットでもあるけれど、あの子の方が成績いいなんて…みたいな嫉妬は全然なかったです。
通塾している子は少しだけいましたが成績とか志望校とか全然知らないし…。そんなに情報交換することもなく、通塾している子とは中学受験を目標にしている点では同じですが、なんとなく別世界のような気がしていました。お金あっていいな~と思ったことはありますが。
私は普段から他の子に嫉妬することはあまりないのですが、特技がある子はいいな~と思っていました。ピアノが上手いとか字が上手いとか。娘は特技もなければ何かに熱中することもあまりなかったもので。
何かに我慢することはなかった
習い事はやっていましたが、以前書いた通り「ゆるゆる」スタイルでした。一年生の時からどうしてもっと練習しないんだ…みたいな気持ちになった事はありますが、彼女なりにめちゃくちゃ少ない時間だけど頑張っているつもりらしく、なかば諦めていました。外で素振りを練習する男の子がうらやましかったです(あ、結局嫉妬か…)。
しかし、通信教育だからこそ時間の融通が利くので6年生になって習い事を整理するという理由もなく、辞めたりはしませんでした。6年生の間は習い事二つとも皆勤でした。ちなみに先生には受験してから事後報告でした。
子ども会の行事も、夏休みの旅行も、帰省なども毎年と同じペースで続けられました。我慢といえば、テレビの視聴時間はぐっと減りました。
スケジュール管理部分ではイライラ(親が)
これ、結局受験関係なくて娘の特性なだけだと思うのですが。
優先順位をつけたり、やるべきことの時間管理がまるでできなくて。これはイライラしました。しかし受験しなくてもそのままイライラしたと思います。
入学後は近所の中学ではなくて、朝早く起きて遠くの中学に通う。それだけで強制的に時間管理が上手に出来ないとやっていけないということを学習していくようになっていっているのではないかと思います。定期テスト勉強はほとんど電車で済ませたらしいし。多分公立中学に入っていたら、娘の自分への甘さがもっと出てしまったんではないかな…と思うんですよね。
プレッシャーをあまり感じない娘
習い事の内容が大勢の人前で発表するタイプのものでした。技術はいまいちですが、幼いころから人前で発表をするという経験値を得てきて本当に良かったと思います。娘はそれほど本番で緊張しないそうなのです。少しはするらしいですが、快感みたいなものもあるとか。うらやましい。
また、6年生になって「受験一本」みたいな生活スタイルになってなかったので、落ちたらどうしようみたいな背水の陣のような気持ちがあまりなかったように見えました。頭の中の割合はそれほど受験で埋まってなかったんだと思います。
結局娘もストレスフリーだったか?
ずっと私目線で書いていましたが、娘はまったくストレスがなかったというわけではないと思います。勉強も難しかっただろうし、やっていたのは娘ですから。「え~こんなにやるの~」と私に対し文句たれたれになったこともありましたし。娘のまわりで受験をする子は少なかったし、仲のいい友達の間ではいませんでしたから、ストレスは多少あったでしょう。
ただ、目標としている学校と模試の成績がそれほど離れていなかったのは大きかったかなと思います。どんだけ勉強していても上がらないとかはなく、上下激しいがほぼ毎回似たような成績を取ってきていたというのはラッキーだったと思います。