愛知県、県立高校で「スタディサプリ」導入
すでに多くの学校で導入している「スタディサプリ」ですが、愛知県では遅れを取り戻すために全(!)県立高校で導入するというニュースがありました。
愛知県、全県立高で「スタディサプリ」導入 6月、遅れ取り戻す狙い
新型コロナウイルスの感染拡大による休校の長期化を受け、愛知県教委は6月から、学習の遅れを取り戻すため民間のオンライン学習支援サービスを導入する方針を固めた。全ての県立高校と特別支援学校計180校の児童・生徒12万5千人が対象。県教委は現時点で6月から学校再開の方針で、当面の自主学習で使うほか、感染拡大の第2波が来て再び休校となる事態にも備える。
導入するのはリクルート社の「スタディサプリ」。小学4年から大学受験を対象にした豊富な授業動画を視聴できる。国語、数学、理科、社会、英語といった科目でレベル別などの講座があり、来年3月まで、県立校の児童・生徒は料金負担なしで使える。
(中略)
児童・生徒には個人のスマートフォンや家庭のパソコンを利用してもらう。端末がなければ学校のパソコン教室を開放し、端末の貸し出しも検討する。事業費は総額7億円を見込み、関連分を5月補正予算案に盛り込む。
(中日新聞)
リクルートという大手の会社のマーケティング力も大きいとは思うのですが、当初月額980円(現在1,980円)という価格で革命的すぎるサービスができてから、本当にここまで浸透してきて素晴らしいな、と思います。
既に個人的に契約しちゃった愛知県民の高校生はどうするのか気になるところですが…。それにしても愛知県が全面バックアップとは!
学校へたとえ通えなくても、高い予備校でなくても、より多くの学生の教育のチャンスを与えて、今の状況の時代のニーズに合ってきたのを見ると、スタディサプリって本当に時代の先駆けに近いものだったのだなあ…。
とはいえ、それまでにも進研ゼミやZ会などの通信教育は今までもありましたし、たくさんの選択肢が増えてきたということは、本当にいいことだと思います。
ちなみに私は、スタディサプリを立ち上げたばかりのころに英語学習のために個人的に利用したことがあるので、当初とはシステム的なところで変わったところがあるとは思いますが、次の記事で振り返ってレビューしたいと思います。