なかなか身に付かなかった計算力その2(補数の感覚)
2016/09/26
とにかく小1、小2レベルの計算スピードに問題があった娘。
正確っちゃ正確なんですが遅すぎる…。
補数を使って、おつりの暗算
例えば、
34+45+66+55=
みたいな計算問題があったとすると、
34+45+66+55=(34+66)+(45+55)=100+100=200
のように、100になる組み合わせがパッと浮かぶ感覚…。それが娘にはまったくありませんでした。最初から真面目に計算してしまう。
なかなか身に付かなかった計算力(4年生前半編)のところで書きましたが、9の補数と10の補数の感覚があれば、ちょうどいい数になる組み合わせがすぐに分かるし、100から引く数、1000から引く数も暗算ですぐできます。
1と8、2と7、3と6、4と5 0と9が9の補数ペア
1と9、2と8、3と7、4と6、5と5、0と10が10の補数ペア
9の補数を使うと、9999-1234という計算も8765と補数を並べるだけで簡単なので、9999に1多い
10000から1234も8766と簡単です。1桁目だけ10の補数です。
補数についての概念みたいなのは、そろばんをやっていた私にはすでに身に付いているものでしたが、当時の娘にはいまいち?という感じでした。
ちょうど、計算力を上げるために色々な本を買ってみて読んでみたのが、
という本。補数については最初の一章と二章で触れています。
読んでいるとよく理解できる内容ですが、当時小学4年生の娘が実際に身につけられるかというと、そう簡単にはいかず、やはり練習あるのみ…。
こちらの、算願というサイトで9-Aというのや、10-Aというのが補数感覚を身につけるのにいいな、と思ってダウンロード。
他にも繰り上がり、繰り下がりの計算の基礎問題をいくつか印刷させてもらいました。
そして、50問の半分づつやるようにしたので、2日目は前の日のタイムが分かった上でやるのですが、2日目は明らかにタイムが向上していました。
当時の日記からです。小学4年生ですが、夏休みには小学1年、2年生レベルのものばかりしつこくしつこくやりました。
漫画「ドラゴン桜」でもはじめの頃は小学生レベルの計算をしつこくやっていましたし、多分間違ってなかったと思います。(計算力が十分身に付いたと感じるまで受験直前まで相当かかりましたが…)
↑この本も買いましたが、娘にはレベルが高すぎたようです。算数が好きで計算が得意な子どもにはいいと思います。