間違えたものだけ復習した
2022/01/11
同じテキストを繰り返す余裕がなかった
受験勉強で鉄板の「同じテキストを繰り返し解く」というもの。
うちの子には適用できませんでした。
なぜなら、
- テキストの空白部分が多すぎる
- 勉強時間が少なすぎる
からです。テキストが終わってなくて未消化だらけなのにさらにもう一度繰り返す余裕なんて全くなく、次の号が届いてしまう。それまでにやってない部分が多すぎる!のでした。
テキストを消化できたのが冬休み
以前この記事で書いた通り、1日1時間程度のゆるい受験勉強だったので、本格的に受験勉強が出来たのが受験直前の冬休みとなります。ようやく、やっとテキストの空白が埋まり、「なんか算数出来るようになったかも」とつぶやいたのを覚えています。
そんな感じなので、中学受験講座のテキストや、メモリーチェックなどを繰り返すような余裕は全くありませんでした。
間違えたものだけピックアップして問題作り
中学受験講座の6年生1月号は総まとめ号だったので、出来なかったものをチェックしてそれだけをさらに取り組みなおしました。
また、今までの合不合などの模試や中学受験講座を見直して、間違えた問題だけをワードでまとめて問題を編集したりもしました(私が)。その時はスキャナー機能を多く活用しました。
理科とか社会とか図表が多かったりするものは面倒なので、エクセルで間違えたことがあるところをリストにしました。
手間ではありますが、私はそういう手間が割と好きなタイプだったので、直前までは今までの間違えた問題や他の入試問題をピックアップしてプリント作りを楽しんでいました。
間違えた問題は、また同じ間違いをすることも
一度でも正解したことがあるものは、次も正解することが多いので、出さないようにしました。以前は出来たのに今度は間違えることも…というパターンもあり得そうですが、それよりも間違えたことがある問題を正解にさせる方が重要です。
例えば漢字などは過去の間違いのものから引っ張ってみると、同じ間違いをすることが多く見られました。間違ったまま身につけている、というやつです。割合にして、
- 以前と全く同じように間違える…3割
- 以前と違うように間違える…2割
- 以前は間違えたけど今度はできた…5割
こんな感じです。(感覚です)
これをさらにまた間違えたものだけにフィルターかけて、また問題を作り繰り返す…という方法をしました。
やり方は、ワードで作った問題の中から正解できた問題を消してって、問題を詰めていく…という感じです。だいたい2,3日後にまた同じ問題が出て、
- 次もまた同じように間違える…2割
- 次は違う間違いをする…2割
- 次は正解する…6割
…とこんな感じ?になってどんどん問題が減って絞られてきます。3回でだいたいクリアしていって消化していくようになります。
6年生の12月に合不合の模試を受験してから、模試を受験してないので成績がどれくらい伸びたか分かりませんが、12月までと比較しても、受験直前にはかなり伸びたように感じました。2校しか受験してないので証明できないのがもどかしいのですが…。
普段から間違いなおしがしやすいようにまとめておくともっといい
ズボラな娘がそこまで考えがなかったので、私は今までの取り組んだものを引っ張り出して分析、作成することになりました。
間違えた問題をコピーしてファイリングしておくとか、それが面倒なら分かりやすくチェックだのマーカーだのしておくだけでもだいぶ違います。
中学受験講座の6年生は書き込み式ではなくノートにやる形式なので、私はノートと見比べる羽目になったのでした…。さらに、国語の漢字や語彙問題は飛ばしてまるまるやってないところも多々あり、こういうところはどうしたものか迷いましたが、解かせるのに時間が掛かるため、悔しいながらもそこは飛ばしました。あくまでも間違ったところを正解にさせることを優先しました。