栄東中学校過去問の得点率の推移
2016/11/02
栄東中学校を受験することに決めたのは、11月23日の入試説明会に出席してからでした。
過去問の取り組み順はおそらく平成26年度のものから新しいものから古いものへ、取り組んだ日付は記録し忘れてしまったのですが、およそ12月から冬休みにかけて取り組みました。
栄東中学校はA日程、B日程、東大選抜1…その他、など色んな入試日が設定されているのですが、娘が取り組んだA日程、東大選抜1についての過去問の推移を紹介します。
A日程
( )は受験者平均点。H23の国語は著作権の問題で一部しか問題解けず。
年度 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 合計 | 最低点 |
配点 | 100 | 100 | 50 | 50 | 300 | |
H26 | 78(60.7) | 31(53.6) | 40(36.2) | 35(28.9) | 184(179.4) | 東大クラス182 難関大156 |
H25 | 70(74.9) | 22(41.4) | 29(29.4) | 40(28.6) | 161(174.3) | 東大クラス 難関大158 |
H24 | 90(66.7) | 60(65.4) | 37(33.3) | 38(31.9) | 225(197.3) | 東大クラス 難関大175 |
H23 | 45+α(53.2) | 48(51.1) | 32(32.3) | 30(34.3) | 157+α | 難関大163 |
H26以外、東大クラススライドの最低点は不明です。見ての通り、算数はすべての回において受験者平均点を下回っております。が、一応すべての回で合格者最低点はクリア?かな。
H25が非常にあぶなっかしかったのですが…。この学校は最低点を低めに設定してあり、合格者もたくさん出してくれるので緊張して調子が悪いと不合格になってしまうこともあるかと思いますが、普段通りの実力が出ればとりあえず合格を頂けるのではないかと思います。
点数が良ければ東大クラスに合格出来て、そうでなくても難関大クラスにひろってくれるかもしれない。うちは贅沢言わないので、難関大クラスでいいから最初に合格があればホッとできるなと思っていました。
東大選抜1
( )は受験者平均点
年度 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 合計 | 最低点 |
配点 | 150 | 150 | 75 | 75 | 450 | |
H26 | 95(86.9) | 20(50.6) | 47(53.0) | 29(47.8) | 191(238.3) | 246 |
H25 | 124(98.2) | 45(74.9) | 48(35.9) | 47(41.6) | 264(250.6) | 229 |
H24 | 101(70.8) | 46(82.6) | 62(53.8) | 55(35.0) | 264(242.2) | 207 |
東大選抜1は四谷大塚の偏差値で言うと67ですから、娘のレベルからしたら挑戦校です。ハイ、玉砕。…と思ったら、H26以外は最低点を上回ってしまいました。2勝1敗。
しかし、算数の点数ヒドイ。娘曰く、まるで分からないらしい。私も教えられない。完全に匙を投げる状態。
A日程のところで書いた通り、贅沢言わないのでとりあえず合格したいというスタンスだったので、東大選抜1については、A日程が受かったら受けてみよう、くらいなものでした。受験料もたしか2回まで同じですしね。
東大選抜1については2勝1敗でしたが、本番は難しいだろうな、と思っていました。H24、H25とH26を比較するとH26の方が明らかに難度が高くて、難化傾向にあるのかなと思っていましたし。実際の本番では最低点に2点足らずに不合格だったので残念でした。(算数以外はまあまあいい点数だったのですよ…算数以外は…。)
残念は残念であるので、敗因は明らかに算数なのですが、本命校の出題形式とだいぶギャップがあるのです。難関タイプの栄東中学校の東大選抜の算数を追いかけていくよりも、取りこぼしのないように基礎をきちんと固めることが大切、と思いました。
もちろん、難関私立中学を受験予定で栄東中学校の出題傾向に似ているならば、きちんとやるべきだと思います。