特産物を覚えるのは県ごとで(社会地理) 《体験談》
りんごは青森県、長野県。
ぶどうは山梨県、長野県。
みかんは和歌山県、愛媛県。
などなど…。
特産物を覚えるのはとても楽しいです。↑でもこんな常識すぎる問題はテストには出ないでしょうが…。
たいてい問題に出てくるのは、果物や野菜と県ごとのランキング表(4位ぐらいまでの)との組み合わせ問題とか、ランキングの一部が隠されていて、その県を当てるとか。
特産物問題の例題(2014年度栄東中学校東大1クラスより)
表中のA~Dに関する県名は、別問題とコラボ。
Aが長崎県、Bが北海道、Cが富山県、Dが宮城県。というのを別問題を解いて踏まえたうえで…。
農産物の選択肢は、大豆、小麦、いちご、みかん、球根類、茶、トマト、なす。
「あ」が大豆か小麦。どちらもあまり国内で自給率が低い生産物です。Bが北海道ですが、どっちもイメージできるような。ちょっと難しいですね。よく見たら、どの選択肢も大豆はいちごとペア。小麦はみかんとペア。これが分かんなくてもいちごとみかんが分かれば自然と選択肢が分かるようになっています。なのでいったん置いておいて…。
そして「い」。これはめちゃ簡単。どうみてもイチゴ。これはスーパーに通っている主婦なら誰でも正解できます(ただしイチゴをよく買う人限定ですが)。
だからさっきの「あ」の答えは自然と大豆ですね。
そして、「う」は球根類か茶というわけですが…。鹿児島、新潟というラインナップはなんとなく茶っぽくない。静岡が入っていない違和感。そして球根類と言えばチューリップ。チューリップと言えば富山県。これも簡単でした。
そして「え」はトマトかなす・・。これも簡単でトマトでした。これもスーパーに通っている主婦なら誰でも正解できます(ただしトマトをよく買う人限定ですが)。
…てな感じ。主婦目線だと常識的に見える生産地。これは子どもと一緒に野菜売り場へお買い物すると自然と身に付くこともあるのでおすすめです。
中学受験だと、王道すぎるリンゴとかは出てこないんですが、日本なしと西洋なしとか、ネギとか小松菜とか、王道の二番手、三番手くらいを聞かれやすいんではないでしょうか。
表で暗記して覚えるのは最終的で
いちいち、表とかにして「〇〇」の生産地は1位は何県、2位は何県、…と暗記して覚えるのはつまらない…と思うのは私だけでしょうか。受験間際に整理するのはアリだと思うんですが、覚えてない段階からやるのはどうかな…と。だって面白くないし。
県ごとにあらゆる特色を抑えるのがおすすめ
イチゴと言えば…や、トマトと言えば…というくくりで覚えるよりも、おすすめなのは都道府県ごとにあらゆる情報を抑えること。聞かれるのは特産品だけではないし。
最近はゆるキャラでのアピールも大きいので効果的ですが、「○○県と言えば」というくくりで、県庁所在地はここで、二番手の市、観光地、世界遺産、ジオパーク、新幹線、テーマパークまたは名所、川、盆地、山地、史跡、歴史人物、特産品…などなど。
まず手始めに自分の住んでいる県ならスラスラと答えられるでしょう。
あと、日本でほとんどここでしか作ってない特産品ってのは結構重要です!県ごとに抑えているとそこがとてもアピール強いので、印象的なんですよね。(例:群馬のこんにゃく、だるま、富山のメガネフレームなど。)
埼玉県の場合
県庁所在地…さいたま市
二番手の市…川口市、川越市、所沢市など
観光地…秩父、長瀞など
ジオパーク…秩父
新幹線…東北新幹線、上越新幹線。停車駅は大宮、熊谷、本庄早稲田。
テーマパーク…鉄道博物館、東武動物公園、さいたまアリーナ、さいたまスタディアムなど
川…荒川、利根川など
盆地…関東平野
山地…秩父山地
史跡…稲荷山古墳、吉見百穴、川越城、、忍城、大宮氷川神社など
歴史人物…渋沢栄一、塙保己一など
特産品…ねぎ、小松菜など(近郊農業)
名産品…草加せんべいなど
埼玉県は他県より特徴が少ないですが、東京のベッドタウンとして発展していたりそういう情報もありつつ…。
行ってみたら楽しいだろうな、住んでみたらどんな感じだろう。○○焼とかの伝統工芸品っていつから作られているんだろう、みたいな好奇心をもちながら色んな都道府県を旅してみたい気持ちで知るとすごく頭に入るんじゃないかと思います。
一度でも旅行なので訪れたことがあるところなら、すでに情報として知っていることも多くありますね。
雑学のような感じで読んでみると楽しいですね。
ちなみに、うちにはこれがあります↓