6年11月からの勉強時間(算数) 《体験談》
2016/09/26
4年生から6年生までの受験勉強時間 《体験談》で勉強時間についてつづりましたが、6年11月からはstudyplusで正確に記録を取ってありました。
まずは算数です。
※入試本番の算数は、過去問演習【算数】に加わっています。
受験算数の裏ワザテクニック 図形編 新装版 (有名中学合格への近道) は、受験直前に藁をつかむ思いで買い、12月に1日に1日分(全部で28日分)を読ませました。分かりやすかったようです。
これを見ると、模擬試験や過去問と、受験算数の裏技テクニック以外はチャレンジの中学受験講座で済ませていることがわかりますね。
また、一行計算は1日10分から15分という短い時間ですが、意外と塵も積もれば山となるというか侮れないと思いました。
1月からは一行計算は私が過去問などからかき集めたオリジナルの問題を取り組んでいました。
冬休みまでの算数
冬休み開けてすぐ栄東中学校の試験があり、冬休みは栄東中学校のA日程の対策に時間をかけていました。算数の過去問ができなくて焦りました。声の教育社の過去問の解説が私もよく分からず上手く教えてあげられなかったため、スタディタウンという過去問の映像解説を買ってあげることにしました。この動画が分かりやすくて良かったようです。ちなみに算数と理科がありますが、理科は解けるので算数だけ買いました。
栄東中学校は、実力相応校という位置づけで滑り止めではありませんでしたので、なめていたら合格できないと思っていました。まずはA日程に受かること、もし落ちたらB日程、Aが受かれば東大1に挑戦、と決めていました。
A日程を重視していたため、東大1の方は過去問3年分しか解かず、算数はもっとお手上げ状態。スタディタウンはA日程の解説しかしてくれないため、東大1の算数は対策はできず、完全にチャレンジ校、あるいは記念受験的な位置づけでした。
(今思えば、謙虚過ぎずもう少し攻めても良かったんじゃないかと…。算数以外は解けたので。)
栄東中学校の問題はザ・私立なやや難問ぞろいの形式です。そのため、最低点は5割ちょいと低めとなっています。娘は特殊算の多く出る私立中学特有の算数に穴が多くありました。中学受験講座の6年生テキストには真っ白で手つかずの算数が多数あり、その穴の洗い出しをして、やっていないところをほぼ全て埋めました。
その穴をほとんど埋めた冬休み、娘が「なんか分かった気がする」と今まで解けなかった立体の問題なども急に分かるようになったそうです。冬休み以降は模試を受けていないので数字では分かりませんが、算数の力がついてきたな、と私も娘も実感していきました。
とにかく難しい問題はパス!計算問題と典型問題が取れるようになんとかしようと思いました。
12月の時点で栄東中学校の算数は2~3割しか解けず、冬休み中には4~5割くらいまで解けるようになっていきました。しかし、時には過去問の最低点より3点しか上回ることができないこともありましたので油断はできないと思っていました。
ちなみに、本番の算数では5割を超える点数で合格できて「おお!」と思いました。(翌々日の東大1の算数の試験は2割で撃沈でしたが…。)
1月からの算数
栄東中学校の試験が終われば、本命校へシフトチェンジです。正直言うと、1月12日が終わってから一週間くらいは拭抜けていましたが…。それから2月までが長く長く感じました。早く終わりたい…。そんな思いでした。
ザ・私立なやや難問ぞろいの問題を出す栄東とは傾向がまるで異なり、問題は易しめで高得点が必要とされる本命校は、特殊算の問題は控えめに、計算力や基礎的で思考力を必要とされるような問題に力を入れました。軸は過去問です。10年分の過去問と、できの悪かった年度の算数をもう1度解くなどしていました。算数の出来は、一番悪いときで55%、一番良いときで満点で、平均して8割くらいでしたが、突如6割を下回ることもあるのでこれまた油断ができないと思っていました。
試験まであと1週間に迫った時には、たとえ算数がこけても他の教科でカバーできるようにしようと、理科や社会などに力を入れることにしました。