塾なし中学受験、子どもがやりたいと言うならあり
2016/05/26
塾なし中学受験を経験してみて思ったのは、「子どものやる気」がないとどうにもならないこと。
それは通塾している子どもにも当てはまるとは思いますが、塾なし中学受験はひらすら孤独であるという点が大きく違います。
通塾している子どもなら、塾通いが習慣として当たり前になっていたりとか、塾友だちとの付き合いとか、先生たちの授業の面白さとか、中学受験するのが当たり前の小学校とか、そういうことでやるのが当たり前の雰囲気というかやる気が出てくることになるかもしれません。
その点では、塾なしは難しいと思うのです。
なぜなら、塾なしで中学受験を親から提案したとき、子どもは「え、何で?」みたいな反応になると思うからです。しかも「普通、塾に行くんじゃないの?なんで通信??」みたいに戸惑うことも。ただでさえ小難しい勉強を「さあしなさい」、と言ってやる子どもはあまりいないと思うのです…。小さいころから勉強の習慣ができている子どもは別として…。
色んな理由で、中学受験したいと子どもが思ったときに、塾通いや経済的なこと、他の習い事のスケジュールとか、あらゆることを吟味した結果、塾なしというルートを選ぶなら、ありだと思います。
私は、4年生から勉強し始めて6年生の後半まで、子どものやる気がないとどうにもならないというのは経験してみて分かりました。うちは最初に子どもがやりたいと言ったので、「やりたいと言ったのはあなたでしょ」と責任を持たせました。でもやる気ないときはやらない。辞めた方がいいのかとか、色々と悩みました。
親が中学受験をさせたいと思ったとき、文化祭やら説明会に連れて行ってそれからやる気を持たせるという順序ならいいと思います。また、勉強が割と好きで、中学受験の勉強が面白いと思える子。子ども自身がピンとこないという感じだと難しいかもしれません。